5年前のヒザ事件
ヒザに関する思い出話です。
5年ほど前、突然思い立ち夏休み中の息子を誘って10kmを走ったことがあります。
突然です。
夏休みの大冒険だー!ぐらいのノリで。
学生の頃は勉強はさておきクラブ活動ばかりやっていた人間なので、体力には少々自信がありました。
最近も、小学生の息子と一緒に市民プールで泳いだり、ボルダリングに挑戦したり、それなりに運動をしていたので、問題ないだろうと思っていました。
走り出してそこそこするとヒザに違和感を覚えたのですが、自分から息子を誘った手前、引き返そうとも言い出せず、事前に決めた5kmの折り返し地点を迎えます。
近くの河川敷の道で、周回コースではないので、行ったらかには戻ってこなければなりません。
「うん。もしかしたらまずいかも。いやまずいぞ。」
「まーいつもよりは少し厳しめの筋肉痛ぐらいの覚悟はしておかないとな!」
「でも、ほら、息子も頑張って走ってるし。」
ここでギブアップなんて父親として無いでしょ。
ペースを落としつつも、なんとか完走!
さすがパパ。Yes!
息子はへっちゃらそう…
問題が起こったのは次の日です。
朝起きるとヒザがめちゃ痛い。
階段を降りることが出来ません。
上れるのですが、降りられない。
手すりにつかまりゆっくりなんとかギリギリ。
でも、仕事に行かないといけないです。
電車に乗って都心のオフィスまで。
都心の地下鉄の乗り換えは階段だらけです。
階段を手すりを頼りながらよちよち降りる私がラッシュ時の人の渋滞の起点になっています。
これからは通勤ラッシュに巻き込まれたベビーカーを押すお母さんや、年配の方、松葉杖の方に「ゆっくりで大丈夫ですよ。」と心の中で話しかけようと思いました。
直接声をかける器量は持ち合わせていませんが、心の中で呪文を唱えて、舌打ちしながら追い越して行く人によってあたえられたダメージを回復できるように。
つらーい日々が1週間ほど続きました。
ヒザの痛みと、自分の体の衰えを知ってつらかった。
トホホ・・・
(ホイミ習得できてよかったけど)
40歳を過ぎた今回は慎重に行きます。
走る前の準備体操もちゃんとします。
じっくり時間をかけながら走行距離を伸ばしていこうと思っています。
相棒のりんご:「今顔も出番なし?」
ペットボトルを持って走る
以前から、水分補給が気になっていました。特に気温の高い日。
熱中症で、路上でバタリ!ってのは勘弁なので、ペットボトルを入れておけるタイプのポーチの購入も検討していました。
でも、走りにくいかな〜。
そんなことを思いながら、先日走っている最中に、モバイルタイプのダンベルを両手に持って走っている人とすれ違いました。
うん。なるほど。
ジョギングで主に下半身を鍛えながら、さらに上半身の負荷をダンベルで高めて走っているわけですね。
大胸筋も鍛えるぜ!って。
で、思ったのです。
ペットボトルを持って走る。
ダンベルの代わりにペットボトル。
フフフ。上半身の負荷を高めつつ、水分補給を常に可能な状況にしておくと。
そういうわけですな。
両手に2本持ってはいけません。ダンベルのように。
水分補給が出来なくなります。フタを開けることが出来ないではないですか。
両手で1本。右手と左手、代わる代わる持って走れば良いという発想です。
よし。素晴らしいアイデア!
さあ、早速ためしてみましょう。
あまり重すぎるのも、何なので、まずは350mLのペットボトルでスタート。
重量はやや不足しますが、このペットボトルにアクエリアスを水で少し薄めて、、おっとっと、アクエリアスこぼしちゃった。
よし、完成!
では、早速、ペットボトルを持ってレッツゴー!
フーーーー。今日もグッドジョグでした。
で、ペットボトルを持って走った感想。
その1:温かい。
考えてみれば当然なのですが、飲んでみるまでは気が付きませんでした。
ずーっと手に握りしめられたペットボトル。
体温で暖められて、温かいです。アクエリアス。
おおよそ36℃って「ぬるい」ではなく、かなり「あったかい」です。
その2:ネトネトする。
「何だ?汗のせいか?いや、こぼしたせいだ。アクエリアス。」
「すげー気持ち悪い持ち味。」
アクエリアスをこぼしたせいで、ペットボトルがネトネト。
その3:胃もたれする。
水で薄めたうすーいアクエリアス。のはずが、濃い白色に変わってる。
カルピスみたい。
ずーっとシャカシャカ、シェイクされているので。泡立っちゃって。
「これ飲んだら、胃、もたれそーだな…」
その4:うるさい。
出発の時はペットボトル内はほぼ液体で埋め尽くされているので気にならないのですが、液体が減ってくると腕を振るたびにポコポコ言って結構気になる。
「生タイプの醤油の入れ物みたいに気体が入らない容器!これ、ナイスアイデア!」
とか考えながら走っていました。
感想はこんな感じ。
文句ばかりでスミマセン。
ジョギングしている時って、結構細かいことが気になったりします。
例えば、
「やっちまった、靴ひも、きつく縛りすぎた。縛りすぎた、縛りすぎた、、縛りすぎた、、、ああーー」
こんな具合に走っている間、ずーーと気になります。
ネトネトするホットカルピス、ポコポコ言うけど、、、
次どうする?
ペットボトル持ってく?
シューズを買った次の日
シューズを新しく買います。事情は「** 金星、頂いちゃいましょう**」の通り、ケガをしないようにするためです。
新しいシューズを購入したくて言い出したのではありません。
順番は「ケガしないこと」→「シューズの購入」です。
今までは、だいぶ前に買った、軽量のタイプのシューズを履いて走っていました。
ナイキの白をベースにした赤色シューズ。
お気に入りでした。でも白い部分がだいぶ色づき始めています。
秋の訪れです。
底がすり減っちゃっているわけでは無いのですか、非常に軽量な一方、クッション機能は不十分。
私のような素人ランナーには最適ではないシューズ。っと勝手に思っていて。
違うんですよ。
「秋の訪れ」→「シューズの購入」のように聞こえてしまいましたか?
横綱に「どすこい」とか言いながら、結局新しいシューズほしかっただけじゃないの?
えーーと。ヒザも大事ですが、モチベーション維持も大事で、、
で、新しいシューズが欲しくて、、、
ネットで素人向けのジョギングシューズを少し調べたのですがこればっかりは履いてみないとね。
日本人の足のことを一番わかっていらっしゃる国内メーカーにいたしました。
うん。
こうゆう新しいアイテムってジョギング頑張りパワーをものすごく与えてくれます。
さー!明日はNEWシューズで走るぞー!!
ウィーー!!
次の日は雨降りでした。
りんごの能力
私のジョギングの相棒、りんご(↓こいつのこと)の能力をまとめておきます。
**時間を計る**
時計とストップウォッチの機能が入っています。
**位置を測る**
今、何処にいるのか測定する機能が入っています。
人工衛星が空にたくさん飛んでいて、その衛星が情報を発信しているそうです。
4cm平方にも満たない、私の相棒は、空から降ってくるその情報をキャッチし、複雑な計算をこなして、その結果、「今、君、ここにいるんだよ。」と、今いる場所を位置を教えてくれる。
地球のどの場所にいても教えてくれる。
グローバルポジショニングシステム(GPS)です。
カーナビやスマホでおなじみの機能ですが、改めて考えてみると、すごい技術ですね。
(Apple Watch単体では地図は表示されません。)
**心拍数を量る**
心臓が1分間に送り出す血液の回数を測定する機能が入っています。
りんごのお腹(腕に接する面)には4個の目玉があって、2個の目から緑色の光を発します。
残りの2個の目で緑の光の反射を測定します。
この測定結果が血液の微妙な流れの変化を捉え、心拍と関連付けているのだとか。
驚きの技です。
iPhoneとタッグを組むと、他にもいろいろ出来るとのことです。
「相棒よ、君すごいね」
「修業中」??
だそうです。
余談ですが、日本語の「ハカる」にはいろいろな漢字を使うのですね。
「計る」、「測る」、「量る」使い方間違っていたらスミマセン。
(心拍数の「量る」がかなり怪しい)
金星、頂いちゃいましょう
前回**ケガをしないこと**の続きです。
横綱対策(ヒザに価格負担対策)をしっかりして金星を頂いちゃいましょう。
金星対策にはいくつかあるようですが、着地の時に足にかかる衝撃を減らすのが最も有効なようです。
なるほど。つまり、こーすればよいと。
- アスファルトを柔らかくする
よし!これだ。金星いただき!
早速行動に移しましょう。
国土交通省が担当でしょうか。
いや、いつも走る公園は県立なので、、、
失礼しました。
この対策では時間がかかりそうです。
そーではなくて、
- クッション性の高いシューズにする
これで行きます。
ちなみに室内で使用するランニングマシーンは非常に弾力がありヒザへの負担が少ないように作られているとのことです。
スポーツジムにたくさん置いてある理由に納得です。
でも、私は変わりゆく景色を眺めながら走るのを好んでいます。
なので、ランニングマシーンはNG。
ヒザを痛める前に、よし、今この時!
シューズ、買いに行きます。
買っちゃいます。
やっほー!
相棒のりんごのコメント:おまえ!新しいシューズ欲しかっただけやろ!
ケガをしないこと
これからもジョギングを続けていくのに重要だと考えていることがあります。
「やる気の維持」
を2位に抑えて、
「ケガをしないこと」
これが堂々第1位!
ケガをしてしまってはやる気があっても走ることが出来ません。
これは防がなければいけません。
私が青春真っ只中の年頃であれば、柔軟性も回復力もあり、ギリギリまでがんばってもなんとかなるかもしれません。
しかし、もう40過ぎちゃって。
もうすぐ半世紀を過ごす肉体です。
体も固くなり、回復力も衰えてきました。
すりむいた傷が、いつまでたっても治りません。
たった1世紀前であれば平均寿命を迎える手前の年頃です。
(調べてみてビックリしました。)
長い距離を走る人が一番い痛めやすいのはヒザだそうです。
腰痛なんかも気をつけないといけませんが、何と言ってもヒザを痛めるとのことです。
というのも、走るという行為の場合、足が着地する瞬間に体重の3倍程度の負担がヒザにかかるとのことです。
着地するたびなので、ジョギング中に何千、何万回と繰り返されます。
3倍。私の体重は60kg程度なので、60×3=180。
着地の瞬間180kg。
横綱白鵬の体重が155kg(Wiki調査)。まだ足りないくらい。
横綱が私の膝の上の乗るというわけです。
どすこい!
ムリ。それ、ムリ。
そりゃー、痛めやすいランクNo.1になるはずだ。
スローペース
ジョギングが長続きするようになったのは、この言葉を知ってからです。
ー LONG SLOW DISTANCE ー
このブログのタイトルにしました。
そもそも、なんで走るかって言うと、
「このままだと約束の15分前には着いちゃうなー」
--> この場合は走らない。
「まずい!このままだと遅刻だ。」
--> この場合は走る。じゃないと遅刻。
ちなみに、
「う、う、う◯ち漏れそう。」
--> この場合は走れない。
出口をキュッと閉じておく必要があるため、早歩きが限界。
どれだけ危機的な状況であったとしても早歩き。
つまり、急いでいるから走ると言うことで、ということは早ければ早いほどよいってわけです。
陸上競技でも競泳でも必ずそうです。
早い人が優れた人。一番早い人が金メダル。
牛歩戦術によって勝利出来るアスリートは存在しません(ホントかな〜まあいいか)。
以前の私も、ハッ、ハッ、言いながら早く走ることを目標にしていました。
「走るんでしょ。少しでも早いほうがいいに決まってるじゃないですか。」と思い込んで。
でも、LONG SLOW DISTANCEという走り方を知ってからは逆です。
「ダメダメ、もっとペースを落とさないと。」と、ゆっくりを意識しながら走るようにしています。
今は1kmを7分ジャストのペースで、聞いている音楽を一緒に歌えるぐらいに。
でも、もっと早く走ってしまうんです。
スローペース、やってみると意外と難しいものですね。
そして、そんなペースでも苦しくなる距離があって、それを乗り越えて、ジョギングの醍醐味を味わっています。
さて、今日は仕事はない日です。そろそろ走りに行ってまいります。
LONG DISTANCEを目標に。